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摂食障害

摂食障害は克服できる?

長年摂食障害に苦しんでいる人の話を聞くと、もう一生この状態から抜け出せないんじゃないか…といいます。治らないと思っている人も多いようですね。
ですが、摂食障害は必ず完治する病気です!ここでは、克服方法を探っていくことにしましょう。

摂食障害って、完治するの?

摂食障害は決して治らない病気ではありません。完治可能なんです!けれど、それには時間を必要とします。本人も家族もつい焦ってしまいますが、それで一番プレッシャーを感じるのは本人だということを忘れないでください。長い人生、何度でもやり直せます。家族は「何とかなる」という長い目で見守っていきましょう。特に摂食障害のような心の病気といわれるものの回復には波があります。調子のいいときもあれば、わるいときもあります。その繰り返しで回復にむかっていくんですよ。まわりも、あまり症状に振り回されず、根気よく付き合うようにするといいですね。

摂食障害克服への道のり

摂食障害の治療を続けていると、必ずどこかで効果があらわれてきます。摂食障害の克服方法は人それぞれ。親子間の会話がふえた、両親が仲直りした、恋人が理解してくれた、転職をした、夢中になれることを見つけた…など。また回復のきざしというのも過食症の場合と拒食症の場合とで少しずつ違ってきます。ここで、回復のきざしのポイントをみてみましょう。

過食症の場合

食べること以外に関心が向くようになる

拒食症はとくに思春期の女の子がかかりやすい病気といわれています。症状としては食べ物を受けつけなくなって、体重がどんどん落ちていきます。それにともなって身体にもいろいろと異変が起きます。それらの症状についても説明しているので、ご覧ください。

過食にかかる時間を調節できるようになる

過食をしている時間を自分でコントロールできるようになってきたら、シメたものですよ!ダラダラ食べるのではなく時間を決めるといいでしょう。
そうすると、生活リズムもととのってきます。

友達との外食が楽しめるようになる

残したら相手にわるいし、全部食べたら過食のスイッチが入ってしまう…。
だから友達との外食は苦手なのです。「多いから残すね」とか「半分食べてくれる?」と前もって言えるとラクに外食もできますよ。

拒食症の場合

素直な気持ちを言うようになる

拒食症は自分の殻に閉じこもることが多いので、なかなか思っていることは言ったり、感情を表に出すことはしません。「私、やせてるね」とか「夕飯はこれがいい」など自分の考えを言えるようになったら、一歩前進です!

親にうるさいくらい話をするようになる

症状が回復してきているサインの一つに「よくしゃべるようになる」というのがあります。外出先から帰ってくるとそこでの出来事を話したくてウズウズ…!こうして、はじめ親と子の話す割合は5:1くらいだったのが、しだいに逆転していきます。

好きな色や似合う色が見つかるようになる

お化粧なんてしなくていいし、着る服も何でもいい。そんな人が多いのも拒食症の特徴です。家族でショッピングに行って、親と一緒に服を選ぶなども良いきざしですね。好きな色の服を着たい!と思うのは本来の自分が出ている証拠ではないでしょうか。

摂食障害の体験談

過食症にしても拒食症にしても今、摂食障害の人は増えています。
ここで、摂食障害の体験談をいくつか紹介しましょう。克服しつつある人、これから治療が必要な人など様々です。

Y.Kさんの場合(女性)

学生時代、太っていたことがコンプレックスでダイエットをはじめました。ですが、ダイエットのしすぎで拒食症になりました。しばらくすると今度は過食症へと移っていったのです。夜中に突然起きてお菓子を山のように食べたこともあります。
付き合っていた彼氏にも何度もしつこく「太ってない?」と聞いたり、一日に何度も体重をはかったりして精神的にもボロボロになっていました。ある日、気持ちを全部彼氏にぶちまけました。すると彼氏が「自分は自分。ムリするな。」と一言。この言葉に救われたような気がしました。以来、症状はしだいにおさまってきています。

I.Sさんの場合(女性)

以前から嫌なことがあるとヤケ食いをするクセがありました。社会人になってから職場でのストレスが積み重なり、ヤケ食いがエスカレートして過食症になってしまいました。家族に過食症であることを打ち明け、仕事も辞めました。精神的にも安定し、食事制限や運動のおかげで体重も元に戻りつつあります。スポーツや趣味など没頭できるものを見つけて明るい毎日を過ごしています!

W.Yさんの場合(女性)

両親が不仲で、親に愛されていることを実感できずに、その寂しさから拒食と過食を繰り返すようになりました。思い切って両親に摂食障害のことを告白したら最初はしっかりしない私が悪いと責められましたが、それでも病院にはついてきてくれました。いつも病院に行くと、お医者さんは両親を重点的にカウンセリングします。カウンセリングを始めてから少しずつ両親の私への接し方も変わり、私も言いたいことが言えるようになってきました。まだ完治とまではいきませんが、これからも通院治療を続けたいと思います。

H.Tさんの場合(男性)

子供の頃から母親にべったり…。職についたこともありますが、どうしても続きません。今は引きこもり状態で、ストレスのためか過食症になっています。
食事の準備は母親に任せっきりで、最初2〜3品目だったのが、だんだんエスカレートして今では10品目も作らなければならなくなってしまいました。それでも満足できないと、母親につらくあたっています。精神的にもイライラしたり落ち込んだり波がはげしいため、病院にもいくことができないでいます。