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摂食障害

摂食障害は家族の理解が必要

摂食障害は自力で治そうとしてもうまくはいきません。
家族や友人、病院の先生などまわりの人の理解と協力が必要です。拒食や過食を繰り返している本人を目の前にして、とくに家族は何とかしてあげたいと思いますよね。

食べることに関して干渉しすぎない

拒食や過食は本人にとっても、それを見守る家族にとってもつらいものです。
見て見ぬふりをするのか、それとも何が何でもやめさせたほうがいいのか迷うこともあるでしょう。けれど、本人が食べ物のことばかり気にしているとき、家族はなるべく食べることに干渉しないほうがいいですよ。
学校やバイトなどにも行き、日常生活に特に問題がなくて本人がひどくつらくなければ過食などはストレス発散の一つとして大目にみては…といった精神科医の意見もあります。拒食の場合も「もっと食べなきゃダメ!」としつこく言うよりも、少しでも食べられるものを出して、あとは見守るようにしましょう。うるさく言うのは逆効果です。

表面的な行動ばかり気にしない

食事に一口も手をつけなかったり、大量に食べたあと吐いたり…はた目から見たらとても不思議な行動を摂食障害の人はします。それを見守る家族の心境は複雑なものでしょう。そのおかしな行動をやめさせようとすると、本人はさらに屈折した言葉や行動で反発してくることがあります。まわりはその表面的なものばかり見てしまいがちになりますが、その前に心の奥底にある甘えたい気持ち・頼りたい気持ちなどを察することが重要です。目に見える行動ばかりを気にして本人を責めても仕方ありません。良い面をみつけてたくさんほめましょう。そうすると本人の自信にもつながっていきます。なかには、ほめ上手な人もいれば、そうでない人もいますよね。ほめ方のコツは、ちょっとした小さな変化でもほめるようにすることです。また、摂食障害になる前と比べるのではなく、一番調子が良くなかったところと比べてみてください。きっと上手にほめられると思いますよ!ここで、いくつかの例を挙げてみましょう。

一緒にテレビを見ることができるようになった。

どんどんやせていかずに体重を維持できている。

朝起きてきて「おはよう」と言うようになった。

外出する回数が増えた。

会話をしよう!

家族なんだから、または親友なんだから言わなくても伝わっているはず…そんな思い込みは捨てちゃってください!気持ちは言葉に出さないと伝わらないことのほうが多いです。話をしていて「きちんと会話ができないときがある」「話が通じない」と思ったことはありませんか?まわりが感じているのと同じように本人も本音が言えずにもどかしさを募らせているはずです。子供が摂食障害になってから家族内の会話がうまくいかなくなったという家庭も少なくありません。これも摂食障害がそうさせているのです。そのピリピリしたムードはお互いにいっそうのストレスとなってのしかかります。そこで、本人の緊張状態を和らげて、会話をスムーズに進めるためには聞き上手になることですね。そのテクニックを紹介します!

あいづちをうつ

「へぇ」「そうなんだ〜」「ふ〜ん…」などのあいづちをなるべく相手の話している意味の区切りのいいところでうつようにしましょう。タイミングや数が大事なポイントです。

話の内容をその場で確認する

「こういうことだよね?」と相手の話の内容をその場の会話の中で確認するようにしましょう。今は聞くだけにして、あとでゆっくり…なんて思っていると誤解を生むもとになります。

おうむ返しをする

これはオウムのように相手の言った言葉をそのままマネして返すというものです。「今日イヤなことがあったんだ」「イヤなこと?」こんな感じに。関心を持ってくれている!と相手に安心感を与えます。

ただ聞くだけでも十分

摂食障害でなくても、私たちはただ誰かに話を聞いてほしいと思うときがありますよね。
不安でいっぱいになっているときは黙って話を聞いてあげてください。アドバイスなしで単に聞いてもらうだけで、気分もラクになるものですよ。

家族みんなの自由時間を大切に!

家族がみんな一生懸命にサポートしているのに、全然症状がよくならない。そうなると、親はサポートが足りないのでは?と思ってもっと世話をやく。よくあるパターンです。ですが、それでは親の気持ちの余裕もなくなりますし、子供はそんな親をわずらわしく思うと同時に自分のせいでカリカリしているとも思って、それがストレスになります。そうならないためにも家族の一人ひとりが自分の時間をちゃんと作りましょう。
ちょっと離れる時間を持つことで家族も気持ちをリフレッシュすることができます♪夫婦で買い物に出かけたり、友達とお茶したり、昼間の2〜3時間だけパートに出たり。それぞれがいろんな方法で自分の時間を楽しむといいですよ。